カトラリー

何度もアイデアが練られ、何度もスケッチを重ねたそうです。まさに知る人ぞ知る一品なのです。しかし、美しさのみならず、ちゃんと使いやすさも考えられています。こんな未来的なカトラリーが50年以上前にデザインされていたなんて、びっくりしてしまいます。 彼の作りだす建築が有名すぎて、その影に隠れてしまっていますが、その中でもヤコブセンがSASロイヤルホテルの為にデザインした「AJ CUTLERY」はシンプルでいて完成度が高く、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。使うのが、もったいなくらいにきれいな曲線を描き、見ているだけでもため息がでてしまうほどです。持ち手から先端にかけての流線型のラインが美しく、無駄がそぎ落とされた非常にシンプルなデザインです。「SASロイヤルホテル」や「セントキャサリン大学」など、歴史に残る名建築を多く生み出しているアルネ・ヤコブセンですが、彼は建築だけではなく、北欧家具や照明など、さまざまなジャンルで優れた作品を残しました。 北欧家具の木でできたシンプルなデザインのダイニングにも、とても似合うと思います。シンプルでかつデザイン性も高いヤコブセンデザインのカトラリー。飾っておくだけで絵になる宝石のようなカトラリーです。 結婚など、何か特別なお祝いの品として贈ると喜ばれるでしょう。発表から半世紀を経た今でも当時と同じく未来的な雰囲気を持ち、洗練された印象を私たちに与えます。S.キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』の中で使用された事でも有名な一品です。